サバとカニ子の物語 夏 〜 最終章

 

最後の部活の試合も終わり、

あと1年あったらインターハイ出れたなぁと

そりゃ、1年多かったら出れるでしょ!と

当たり前のことを思いながら、

高校生活の総決算、3年の夏がそして始まる

 

どうしてもカニ子が諦めきれない

そもそもなにも行動してないのに

諦めるとは何事ぞと受験勉強なんて

そっちのけで作戦を練るサバ、17歳!!

 

しかも実はカニ子には好きな人がいるという

情報は入手済(O、許さんぞ!!)

 

そうだ、考えていても仕方がないと

実行に移るエテ吉サバ!!

玉砕覚悟、特攻しかあるまい!!

 

当時、家に電話するハードル、高いですよね

ただサバはやり切りました!

文言までは覚えてないけど、

一学期の終業式のあと、

なんとか会う約束までこぎつけたのだ

 

何したかなぁ?

ボーリングして、ビリヤードして、

駅前ブラブラして、鹿鳴館という喫茶店行って、

今、思えば、

なんで学校の最寄りの駅周りで遊んだのか?

勉強だけでなく恋愛偏差値も激低のサバ、

その行動が二学期にひと騒動になるとは思わず、

はしゃいでたんだろうなぁ、サバ、可愛いなぁ

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

可愛いわけ、あるかッ!!

ボケェ、昔のサバのアホウがッ!!

 

もちろん、結果は振られたーリン!!

理由とかそのあたりの記憶、ないんだよね

 

ただ覚えているのは、二学期の始業式の日に

みんなからの祝福のあらし!!

サバ、やるじゃん!!

夏休み、なにして遊んだんだよ?!等々

 

わしゃ、その日に振られたんでのう、

もう触れんといてくれんかのう

 

いやぁ、最初で最後のカニ子とのデート、

目撃されすぎでしたなぁ!!

そりゃそうだ、デートしたの学校の周りだもん

 

そんなわけでサバの高校の青春は終わりました

受験前なのに何やってんだろ、サバ!!

カニ子も最初の段階で断ったって良かったんだよ

受験生だろう、あなたも!!

 

でもその後しばらくは自虐ネタとして、

使わせてもらいましたよ

 

そして30年以上たった今、

再びブログで書くことになるとは!!

 

ありがとね、キクちゃん!!

 

あと、さっちゃん、ごめんね!!

 

 

おっ、ニューキャラ、ふたりゲットだぜッ!!