憎らしくも愛おしいアイツ!

 

尿管結石、それは男性が経験できる痛みの中で

最上位に鎮座する痛み、

その痛みたるや、まさに七転八倒のものなり

そして律儀にアイツは帰ってくる

 

やっほー、おひさ!また来たよっ!

 

原因はいろいろあるんだろうけど食生活の

不摂生、水分不足と運動不足がおそらく

私の場合、当てはまる

 

初めての出会いはかれこれ7年前、

その日は1日中、立ち仕事で

帰りの車中でなんだか腰が痛いなぁと

姿勢を変えたりして耐えていたのだが

おさまる気配がない!

家についてからも痛みはおさまるどころか

ますます絶好調になる

 

イシコ:

ねぇねぇ、あたしだよ、遊んでよぉ?

遊んでくれないならこうしちゃう!

やぁー、ドン、ドン、ドーン!!!

 

痛みは生きてきた中で一番痛いというよりは

別次元の痛み!痛みの種類がちがう!

尿管に石が詰まった箇所が痛むわけではない

詰まることで尿が逆流し、腎臓が膨れ上がること

で痛みが発生するようだ

顔を歪ませ、うめき声を漏らし、

ときおり呼吸ができなくなる!!

 

死闘は続き、数時間後、サバはある決断をする!

救急車を呼ぼう!

点滴でもなんでもいい、まず痛みをとってくれ!

 

ほどなくして、救急隊員が到着!

しかし実は、救急車に連絡してしばらくした後、

痛みは嘘のように引いていったのだ!

痛みが止まったとは今さら言えない、

しかし痛みがあるといえばちょびっとはある

救急隊員にはちょっと痛みは軽くなったと報告

 

ここでひとつ豆知識!

救急に連絡するとまずいちばん早く出動できる

車両が現地へ急行するのですが、救急車がすぐ

出れない場合、消防車が出動します

一刻の猶予も許さない場合があるので

とりあえずは現地に隊員を送り、応急措置をして

救急車がくるまで様子を見てくれます!

 

そんなわけで、激痛のふり(申し訳ない)で

外に出るとなんと消防車がいた!!

ほどなく救急車も到着し、だいぶ痛みは弱くなり

ましたと正直に報告したのだが血管系の疾病の

可能性もあるのでいろいろと救急車の中で検査!

大きな問題がないことを確認して

そして病院へGO!!

 

病院に着き、診断の結果、尿管結石であることが

判明し、痛みがおさまるまで横になっててと

ベッドに寝かされる

そのころには、ほとんど痛みはおさまっていた

 

イシコ:

なんで〜、なんでひとに言っちゃうかな?

わたしだけじゃイヤなのかな?

今日のところはいいわ、またくるわね!

 

看護師さんもわかってるんだろうな

今のわたしがそれほど苦しんでいないのは!

痛みがおさまったら帰っていいですからねって

 

ここでもうひとつ、豆知識!

どんなに痛くても即効性のある痛み止めは

してくれません

痛み止めの点滴とかを期待してましたが…

わたしの様子からこいつ、痛みおさまってんなと

バレてたせいかもしれませんが…

 

あの痛み、喉元過ぎればで、思い出せないんです

すごく痛かったというイメージだけで!

でも、この後、2回経験するのですが

あぁ、知ってる、この痛み、知ってるよ

これ、これ、この痛み、石だ!!と

絶望するのです!!

 

イシコ:

やっほっほーい、元気してたぁ?

 

 

あとがき

 

題目の"愛おしい"については、また今度書きます

ブログの長さ、この倍になってしまう!