白木葉子、
日本有数の会社である白木財閥の令嬢である
また同財閥が経営する白木ジムが有する将来
有望なボクサー、力石徹を熱心に支援していたが
丈に対しては憎しみとも言える力石徹の意志を
引き継ぐことを作品中盤まで求め続ける
ちなみに丈との出会いは慈善活動をしていた葉子
に対して丈とドヤ街の子どもたちが企てた詐欺事
件がきっかけ
(ドヤ街の住民たちに紀子とサチがいる)
この事件により丈は少年院に送られることに
運命の出会いが待っていた
力石徹の死後、
葉子が契約した無冠の帝王、カーロス・リベラが
重度のパンチドランカーとなり廃人同然の生活
しかできなくなったことに衝撃を受けている中、
丈にも同じ症状が出始めていることに気づく
いつしか丈に対する憎しみが愛に変わっている
ことに気付いた葉子は、このままでは、いづれ
丈もカーロス同様、再起不能になることに絶望し
世界チャンピオンホセ・メンドーサとの試合前に
矢吹くん、あなたが…すきなの!
おねがい、わたしのためにリングにあがらないで
と愛の告白をするが、丈は
リングに世界一の男がまってるんだ
とリングに向かっていく
ホセにボコボコにされる丈をみるに耐えられず、
1度は会場を去る葉子だったが自分には見届ける
責任があると会場に戻る
そして試合終了後、丈は葉子に血まみれの
グローブを渡し、
このグローブ、もらってくれ、
あんたに、もらってほしいんだ
そして作品中の矢吹丈の最後の言葉
燃えたよ、燃え尽きた 真っ白な灰にな
につながる
作者の千葉先生によると燃え尽きたを表す表現で
あって生死を意味したことではないとの話があり
ますが正直どっちでもいいです
男のサバはジョーの生き様に感動するのです
子どものころは、なんか意地悪な女としか
見れなかった葉子が、大人になって見ると
あら、なんて素敵な女性と惚れてしまう!!
本編、徹と葉子とは一切関係ありませんが
というより徹と葉子なんてどうでもいいから、
ぜひみていただきたい作品です
ちなみに実写版では、
葉子 香里奈
です。みたことないけど……